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普段、何気なく目にしている虫。まじまじと観察してみたことはあるでしょうか。子どもの頃から、いつも虫に親しんできたというフランス文学者の奥本大三郎さんは、自著『虫から始まる文明論』の中で、世界各地の多くの虫を観察しているうち、風土と生き物との密接な関係----ニューギニアの蝶はニューギニアの色を、南米の虫は南米の虫の色を持つように----虫の色や形には地域ごとに一定の傾向があり、その産地の風土を体現しているのではないかと感じはじめたと綴っています。そして風土の影響を受けているのは、虫だけに留まらず、人間、さらに人間の生み出すさまざまな芸術においても当てはまるのではないかと指摘します。
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