みなさんは浮気がバレたことはありますか? バレるようなヘマはしない。もしくは浮気などしない、といった方もいるかもしれません。そんな方には関係ない話をします。



 作家・心理カウンセラーの五百田達成氏は、自著『察しない男 説明しない女』で、男性と女性の思考回路を分析しています。同書の中で、五百田氏は浮気が発覚した際の、男女の態度の違いをしています。



 五百田氏が語る、浮気された男性の代表的な態度は以下の通り。



「浮気をされた時点で、彼女というよりは彼女の心をつかんだ(とも言い切れないのですが)浮気相手の男に対して"負けた"と引け目を感じているため、身近な弱い人間=彼女を攻撃するのです」(同書より)



 一方、浮気された女性の場合は、目の前の男性(つまり彼氏)ではなく、浮気相手の女性を攻撃するようです。



「浮気相手の女性を"きっとあの女がたぶらかしたんだわ"と責め、"私の彼氏は騙されただけ"と彼氏を擁護するのです。彼氏を信じているともいえますが、自分のアイデンティティを守るために"悪いのは彼じゃない"と信じこもうとしているのでしょう。やはり女性も"自分の魅力が相手の女性に劣るのではなく、魔が差しただけ"と思い込むことで、自分の心を守っているのです」(同書より)



 また、浮気が発覚した場合、避けては通れないのが「修羅場」。五百田氏によると、修羅場に面した(浮気した)男性が言うべき逆ギレの態度は、以下の通りだそうです。



「"魔が差したんだ""向こうから誘われて、酔っていたからつい......"などと、言い訳した上で謝るのです」(同書より)



 闇雲に謝るよりも、言い訳をした上で謝罪した方が、修羅場がおさまりやすいのだとか。この際、女性は相手の女性が悪いと思い込もうとするので、それに合わせたストーリーを用意することが重要なのだそうです。



 また、浮気が発覚した女性については、謝るよりも「逆ギレ」を推奨。



「"寂しかった""私がどんな気持ちで浮気をしたかわかってるの?"と訴えるのです。彼氏に構ってもらえない寂しさが浮気の原因なのであれば(それが事実かはさておき)、浮気相手の男性の魅力に『負けた』という彼氏の悔しい気持ちは救われます」(同書より)



 以上が、心理カウンセラーがアドバイスする浮気がバレた時の、効果的な言い訳。もちろん、こうした台詞を言ったから「助かる」なんて保証はありません。また、逆効果だったとしても、それはそれ。



 そもそも浮気はいけません。