日本人の1世帯あたりの平均貯蓄残高が1739万円とか、ホントですか? 〈BOOKSTAND〉|AERA dot. (アエラドット)

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日本人の1世帯あたりの平均貯蓄残高が1739万円とか、ホントですか?

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にわかに信じられないのですが、本当なのでしょうか?



 16日、総務省が発表した2013年の家計調査報告(2人以上の世帯)によると、1世帯当たりの平均貯蓄残高は前年比4.9%増の1739万円となり、増加率、金額とも02年の調査開始以来最高となったそうです。株高で有価証券の評価額が2割以上上昇したことが影響しているとのことです。ええ、アベノミクスの影響ってやつです。



 このニュースを聞いて、「うち、そんな貯蓄額ないんだけど......」と、悲しい気持ちに暮れている方もいるかもしれません。これから楽しい週末を迎えるつもりだった方には、なんという悲報でしょうか。いや、日本経済全体のことを考えると、喜ばしい話ではありますが。



 一般的に「平均額」は一般の国民の実感より高くなってしまうもの。これは、一部の大金持ちが平均値を押し上げているからに他ありません。実際に、全体の約7割が平均値を下回っているのが実態です。



 なので、中央値がどれくらいかを探れば、それなりに納得のいく数字が出てくるはずですが......なんと、中央値も1023万円(2人以上の世帯)とかなりアッパーな額が。みなさん、しれっとお金蓄えているんですね(しみじみ)。



 今回紹介する『手取り10万円台の俺でも安心するマネー話を4つください。』は、ニコニコ生放送で12万人が視聴した「ニコニコ生活講座」がまとめて読める1冊。『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』の著者・山田真哉さんとファイナンシャルプランナーの花輪陽子さんが給与明細、納税、住宅ローンなどを丁寧に解説してくれています。お金持ちが、よりお金持ちになる指南本は多くありますが、いまいちピンと来ないという人がほとんどでしょう。それより、"手取り20万円以下の若者でも安心して暮らせる"という本書タイトルの圧倒的な訴求力。タイトルだけで多くのビンボー人......いや、庶民の心を鷲掴みにしてくれます。



 特にアルバイトや非正規雇用で働いている人が多い若い世代にとって、本書で話されている"ブラック企業か否かは給与明細からわかる"、" 消費税に抜け道があった!"、"リボ払いって、実はやばい?"といった内容は、知っておくべき現代の知恵とも言えます。気になる方は是非、手に取ってみてください。



 もちろんこの本を読んだところで、平均貯蓄残高1739万円、中央値でも1023万円という数字の重みは消えませんよ。あぁ、アベノミクスの恩恵とやらは、いつになったら庶民にまで「落ちて」くるのでしょうか。待てば来るものであれば、もう少々、我慢しますが......。


(記事提供:BOOK STAND)

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