本当は危険? 「骨盤ダイエット」の落とし穴 〈BOOKSTAND〉|AERA dot. (アエラドット)

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本当は危険? 「骨盤ダイエット」の落とし穴

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 骨盤をきゅっと閉めて歪みを整えることで、しなやかな身体づくりが実現すると注目されている「骨盤ダイエット」。なかでも、巻くだけで骨盤が締まり、痩せられるという「骨盤ベルト」は、手軽さも手伝ってブームになりました。



 骨盤ダイエットを行う女性のなかには、出産によって骨盤が大きく開いた産後の女性も多いようです。また、多くの骨盤に関する本には、「骨盤が開いていると身体が歪んで太る原因になる」と書かれていることが多いため、産後に限らず、骨盤を閉めたいと考える女性も増えています。



 こうした多くの女性の身体を視てきたという「きらくかん整体師」の奥谷まゆみさんは、著書『おんなみち 幸せ体質のつくりかた』のなかで、「骨盤が閉まっていると痩せるのは事実。でもね、ガードルや矯正で人為的に『閉める』のと、自然に『閉まる』のは大違い」と指摘しています。そもそも骨盤は、歩く、しゃがむなどの普段の生活や、月経の前後でも自然と大きく開閉しているものなのだそう。



「体の要求で自然に『閉まった』骨盤は、体の要求で開きたくなればまた自然に開いてくるけど、外から無理矢理『閉めた』骨盤は体の要求で開きたい時に開けなくなっちゃう。そうすると過食やイライラも多くなるし、開閉の動きはエクスタシーとも関係があるから、SEXしても気持ちよくなりづらい(中略)」



 仮に骨盤ダイエットによって痩せたとしても、女性の体にはむしろ悪影響なことが多く、ムリな矯正によって骨盤の動きが悪くなることもあるよう。骨盤はムリなく自然と開閉できる状態が理想的なのです。さらに、骨盤がきちんと開くと、今まで溜めていた体の緊張や、そしてなんと心の緊張まで解放できるというメリットも。身体や心と密接なつながりのある「骨盤」について、一度おさらいしてみてはいかがでしょうか。


(記事提供:BOOK STAND)

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