今夏の全国ツアーのラストは、聖地ともいえる「明治神宮野球場」で行われた
今夏の全国ツアーのラストは、聖地ともいえる「明治神宮野球場」で行われた

 アイドルグループ・乃木坂46は新たな時代を迎えている。今年はグループ結成10周年を迎え、5月14、15日に日産スタジアムで開催された「10th YEAR BIRTHDAY LIVE」には現メンバーだけでなく、西野七瀬、白石麻衣、生駒里奈ら卒業生たちが登場して公演を盛り上げた。

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 月日が流れると共に、メンバーが卒業していく。今年に入って1期生の星野みなみ、2期生の北野日奈子、山崎怜奈が卒業。1期生の樋口日奈、和田まあやも8月31日発売の30枚目シングル「好きというのはロックだぜ!」の活動を最後に卒業することが決まっている。

 一方で、新しい風も。今年から加入した5期生は井上和、菅原咲月、川崎桜らを筆頭に加入から1年も経たずに人気メンバーとなり、次のシングルで何人が選抜入りするか注目されている。

 乃木坂に在籍しているメンバーは現時点で43人。ただ、全員が同じステージで歌えるわけではない。各シングルの表題曲を歌う16~20名の「選抜メンバー」が選ばれる。他のメンバーは「アンダーメンバー」という枠組みの中で活動する。

「人気メンバーが選抜で固定されているので、アンダーから新たに入るのは容易ではありません。乃木坂に在籍して一度も選抜入りできずに卒業するメンバーも少なくない。それほど厳しい世界です。でも選抜メンバーの全員が日の当たる道を歩んできたわけではない。アンダーから大ブレークした代表格がエースの齋藤飛鳥です。グループの初期は白石、西野、生駒ら人気メンバーに隠れる形でアンダーの常連メンバーでしたが、モデルとして活躍してパフォーマンスを磨くことで大輪の花を咲かせた。選抜入りしなくても人気メンバーはいますし、活動の全てではないですが、彼女の歩んだ道のりは後輩に大きな勇気を与えている」(スポーツ紙の芸能担当記者)

 ネクストブレークを狙う逸材たちの中で、テレビ関係者から高い評価を得ているのが4期生の林瑠奈だ。

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場をうまく回すことができる