※写真はイメージです (GettyImages)
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 アイドルを続けながら弁護士資格もとりたい。立教大学法学部3年生の浮所飛貴さん(美 少年)は、壮大な野望を抱いている。中学受験を乗り越えて立教池袋中学校に入学し、14歳でジャニーズに入ってからも自らの夢や好奇心に忠実に、勉強を続けてきた。お茶目なキャラクターで愛される浮所の、もうひとつの顔とは。

【写真】週刊朝日の表紙を単独で飾った浮所飛貴さん

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──中学受験は何をモチベーションに頑張った?

 塾に行ってる人が少ない小学校だったので、クラスのなかだと僕ともう一人が勉強ではツートップで。いつもテストで1位を争ってました。ライバルだけど最後は仲良くなって。

 あとで先生から聞いたんですけど、そいつが「浮所がいたから頑張れた」って言ってくれたらしくて、なんかうれしいじゃん~って思いました。僕も刺激は受けてましたね。

 受験直前は一日中勉強してました。50分勉強して10分休憩っていうサイクルで、ずっと。前日とか前々日は第1志望の立教の過去問をとにかく必死に解いたんですよ。そしたら本番、算数でほぼ同じ問題が出て、これやった!って。過去問って大事だなと思いました。

──中学高校時代の得意科目は?

 英語はそこそこできたのかな。学校としても力を入れてたので、週7時間くらい授業があって。僕、英語を勉強したいなと思ったきっかけが洋楽なんですよ。それと同時にヒーローものとかの洋画も見るようになって、英語でわかるようになりたいなと。

 それに、この仕事してたら海外の有名な人たちと会える可能性もあるじゃないですか。そのときに英語で話したいなっていう夢もあって。なにか明確な目標があるとここまで勉強がはかどるのかと驚きました。

 洋画はまだ字幕ありでしか見ないですけど、たまに英語字幕にします。高校の先生が教えてくれたやり方なんですけど、まずは字幕を英語にして、慣れてきたら字幕なしにして、台詞を全部覚えちゃうくらい何回も見る。

 僕としては、演技も勉強できるし最高なんですよ。今は映像配信サービスがあるので、空いた時間があればたくさん洋画を見ています。

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