山尾志桜里議員が語る不出馬「引退という言葉が古い。握手以外に評価軸を」 (1/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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山尾志桜里議員が語る不出馬「引退という言葉が古い。握手以外に評価軸を」

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山尾志桜里衆議院議員(撮影/写真部・高野楓菜)

山尾志桜里衆議院議員(撮影/写真部・高野楓菜)

山尾志桜里衆議院議員(撮影/写真部・高野楓菜)

山尾志桜里衆議院議員(撮影/写真部・高野楓菜)

 次期衆院選に出馬しない意向を明らかにした、山尾志桜里衆議院議員(国民民主党)。思いがけない発表に、多くの人が驚かされたが、その真意とこれからの女性政治家のあり方を語る。

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*  *  *
──改めて、次回の総選挙に不出馬の理由を教えてください。

 もともと3期目に出馬する時に、次の選挙に出るかはその都度考えようと決めていました。今回任期満了も近づいて、自分に問いかけた時に、一議員としてやれる仕事も上限が見えた感じがあったんですね。

 保育園が足りないことを問題にして4年で待機児童が半減、検察庁法改正の時には定年延長の問題を国会で質問して法改正が止まった。民進党の時には皇位継承、生前退位の問題を提言し、国の統治機構の根幹にふれているという実感があった。立憲的改憲の問題も取り上げてきた。自分なりにやれる作業の上限かなと。

 私が政治家を目指した時って、政権交代可能な日本を作ろう、もう一つ政権を担える枠組みが必要だという思いだった。一議員じゃなくてチーム戦となった時、このまま活動を続けても、その延長線上にそれが見えない。一区切りつける時かなと思ったんです。

──しかし、山尾さんが国会質問で「保育園落ちた日本死ね」のブログを取り上げたことを機に待機児童問題が再燃し、2020年には検察庁法改正が見送られました。生活感覚を持ち、かつ調査力や追及力もある稀有(けう)の存在だったと思います。

 保育園問題は今の私を作っている、なくてはならない出来事。選挙だけではない民主主義の可能性や広がりをすごく感じました。政治家じゃなくても、普通のお母さん、お父さんたちが国の未来を変えることができる。

 検察庁法改正については、私の国会での質問があって、ツイッターで広がりができて、ああいう結果になった。一つのプロトタイプができたと思いました。検事だったので勘所はありましたが、別に私じゃなくても、国会議員なら誰もが担えることだと思います。


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