左下が「ガラホ」、右下が「らくらくスマートフォン」写真提供:NTTドコモ(d garden名古屋栄店)
左下が「ガラホ」、右下が「らくらくスマートフォン」写真提供:NTTドコモ(d garden名古屋栄店)
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(週刊朝日2021年6月18日号より)
(週刊朝日2021年6月18日号より)

「スマホはどうも使う気になれない」というガラケー派の人は少なくない。しかし、そう思っていても、遠くない将来にガラケーが使えなくなる日が来る。直前に慌てないよう、対策を練ろう!

【主要キャリアの3G対応終了予定時期はこちら】

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 街を歩けばスマホを持ち歩く人ばかりだが、通話機能のほかにカメラ機能などを持つケータイ(通称“ガラケー”)派も根強く存在している。サンドウィッチマンの伊達みきおさん(46)も長年ガラケーを愛用してきたが、とうとう本体がボロボロになったため、スマホに乗り換え、操作に苦労している様子を3日付のブログで綴っている。

 2020年の日本でのスマホ比率は約9割で、70代も7割近くが利用している(NTTドコモ モバイル社会研究所ホームページ)。裏を返せば、70代の約3割はガラケーを今も使っていることになる。しかし、ガラケーで通信ができなくなる期限は着実に迫っている。

「いま、みなさんが長年使っているガラケーは3Gという通信規格に対応しているのですが、既に主流は4Gや5Gという、より速く大容量のもの。大手キャリアが順次3Gのサービスを終了するため、それに伴ってガラケーが使えなくなってしまうのです」

 そう教えてくれたのは、モバイル機器に詳しいITライターの井上晃さん。3G対応終了予定時期はauが2022年3月31日、ソフトバンクは2024年1月下旬、NTTドコモ(以下ドコモ)は2026年3月31日だ。

 ガラケーからスマホに乗り換えるにはいくつかの選択肢がある。一つ目は、大手3社(ドコモ、au、ソフトバンク)が販売しているスマホへの機種変更だ。スマホは大きくわけてアップル社製のiPhoneとグーグル社が開発したAndroidという基本ソフトを採用したスマホがある。

 端末の価格も様々だ。例えば最新機種では、10万円を超えるものもあり、気軽には買えない金額だ。

「上を見ればキリがありませんが、初めてのスマホなら2万~5万円くらいで十分。ガラケーよりも確実に画面が大きくてきれいで、カメラの性能も遜色ありません。高機能のスマホにするなら、操作に慣れてからでもいい」(井上さん)

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