「報ステ」富川悠太アナの降板説は消えた? 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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「報ステ」富川悠太アナの降板説は消えた?

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西岡千史週刊朝日
富川悠太アナ/(c)朝日新聞社

富川悠太アナ/(c)朝日新聞社

 テレビ朝日の報道番組「報道ステーション」のキャスター、富川悠太アナウンサーの降板説がくすぶっている。

 テレ朝の局アナである富川アナは、今年4月11日に新型コロナウイルスに感染していたことが判明し、ほかにも番組関係者4人が感染した。富川アナは、感染が判明する前に微熱の状態で番組に出演していたことがわかり、批判を受けた。

 テレ朝関係者が言う。

「富川アナは6月4日に番組復帰したが、週4日の出演が2日に減った。一方、フリーの徳永有美アナらの出演回数が増えた。富川アナとしては思うところもあるでしょうね」

 富川アナの出演が減ったことについて、同社の亀山慶二社長は、次にコロナ感染者が出た時のために「2班態勢を敷く」と説明している。

 だが、世間はそうは受け止めてはいない。富川アナは、自宅療養中に家庭内の問題について報じられたこともあり、コロナへの感染の話と合わせて複数のメディアで降板説が取りざたされてきた。

 一方、コロナ感染者を攻撃するかのような風潮に苦言を呈する声もある。

 大阪大学の三浦麻子教授ら心理学者の研究グループの調査によると、日本で「感染は自業自得だと思う」と考える人の割合は11・5%で、最も多かった。2番目に多かった中国は4・83%、米国は1%。

 日本では、コロナに感染した個人への責任を求める傾向が強い。富川アナも番組に復帰した日の放送で、自身の感染について15分間にわたって謝罪や説明をした。そのことは、番組関係者から「そこまで謝る必要はあったのか」との声もあった。

 現役看護師で、作家の宮子あずささんは言う。

「予防しても感染することはあります。ウイルスの感染は確率の影響も大きいのに、感染者を個人攻撃することは問題の解決になりません。むしろ、感染者が批判を恐れ、病気を隠蔽(ルビ/いんぺい)する空気をつくってしまいます」

 そうした雰囲気もあってか、現在は報ステ“富川続投”の流れになっているという。10月のテレ朝の番組改編では、日曜午後4時半の「サンデーステーション」が午後9時に移る。キャスターは、報ステに出演している小木逸平、森川夕貴の両局アナ。別のテレ朝関係者は、「小木アナと森川アナの負担が増えるので、この時期に富川アナを降板させることはないだろう」と話す。

 いずれにしても、悪いのはウイルスなのである。(本誌・西岡千史)

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