小池都知事は、このまま患者が増えれば都市の全面的な封鎖(ロックダウン)の可能性もあるとしている。海外ではロックダウンが相次ぎ、都市機能が全面的にマヒする事例が目立っている。

 東京都の発表を受けて、食品や日用品を急いで買おうという動きがある。一部の小売店では、品不足になっているところもあった。買い占めが起きれば、本当に必要な人に物資が行き渡らなくなる。私たちもデマに惑わされず、冷静な対応が求められる。(本誌・多田敏男、池田正史)

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池田正史

池田正史

主に身のまわりのお金の問題について取材しています。普段暮らしていてつい見過ごしがちな問題を見つけられるように勉強中です。その地方特有の経済や産業にも関心があります。1975年、茨城県生まれ。慶応大学卒。信託銀行退職後、環境や途上国支援の業界紙、週刊エコノミスト編集部、月刊ニュースがわかる編集室、週刊朝日編集部などを経て現職。

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