室井佑月「それでも安倍という人って?」 (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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室井佑月「それでも安倍という人って?」

連載「しがみつく女」

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室井佑月週刊朝日#安倍政権#室井佑月
室井佑月(むろい・ゆづき)/作家。1970年、青森県生まれ。「小説新潮」誌の「読者による性の小説」に入選し作家デビュー。テレビ・コメンテーターとしても活躍。「しがみつく女」をまとめた「この国は、変われないの?」(新日本出版社)が発売中

室井佑月(むろい・ゆづき)/作家。1970年、青森県生まれ。「小説新潮」誌の「読者による性の小説」に入選し作家デビュー。テレビ・コメンテーターとしても活躍。「しがみつく女」をまとめた「この国は、変われないの?」(新日本出版社)が発売中

イラスト/小田原ドラゴン

イラスト/小田原ドラゴン

 安倍首相は、「第2弾となる緊急対応策を今後10日程度のうちに速やかに取りまとめます」といっていたが、10日? それを緊急というのか? というか、この会見の中身だって、1カ月半前にやっていてもいいことばかりだった。

 でもって安倍首相の怖いところが、急激な感染の拡大を想定し、立法措置を早急に進めていく、などといい出すところ。まさか、すべての人権を無視してしまえる、民主主義を捨てるような、「緊急事態法」を制定するっていうんじゃないよな。この国は、感染症法というものがもうあるのに。

 結局、安倍首相はあの会見でなにをしたかったのか? それは2月29日の会見前に、映画評論家の町山智浩さんがTwitterにあげていた言葉がもっとも近いのではないか?

「ランサーズとか百田先生と会食してるのは、国民を守るためではなく、自分の評判を守るためでしかないからでしょう」

週刊朝日  2020年3月20日号


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室井佑月(むろい・ゆづき)/作家。1970年、青森県生まれ。「小説新潮」誌の「読者による性の小説」に入選し作家デビュー。テレビ・コメンテーターとしても活躍。「しがみつく女」をまとめた「この国は、変われないの?」(新日本出版社)が発売中

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