横浜であったトライアウト予選会で球場入りした清原和博氏 (撮影/井上啓太)
横浜であったトライアウト予選会で球場入りした清原和博氏 (撮影/井上啓太)

 元プロ野球選手の清原和博氏が、11月30日に神宮球場で開かれる国内外の野球選手向けの「ワールドトライアウト2019」の本選で、「監督」を務めることが発表され、話題を集めている。

 清原氏は、プロ野球引退後の2016年2月、自宅マンションで覚醒剤を所持していたとして警視庁に現行犯逮捕され、同年5月に懲役2年6カ月執行猶予4年の有罪判決が下された。

 それから約3年半。今月7日に横浜であったトライアウトの予選会に登場した。

「予選会の前には一部スポーツ紙のインタビューに応じ、今でも薬物の後遺症に苦しんでいることを赤裸々に明かしつつも、『希望を与えてくれたのはやっぱり野球』と話していました。離婚後は疎遠になっていた次男から『お父さんに野球を教わりたい』と言われ、今春から一緒に野球に興じていることをうれしそうに語るなど、今でも野球に対しては並々ならぬ思いがあるのでしょう。来年6月には執行猶予も明けますし、今回の“監督”就任は本格的な球界復帰に向けての足掛かりと考えているのではないでしょうか」(スポーツ紙の野球担当デスク)

 そんな清原氏の近況は、芸能界でも大いに注目を集めたという。

 民放テレビ局の情報番組スタッフは語る。

「清原さんが予選会に姿を現した際、その傍らにいたスタッフらしき人物の中に大手芸能事務所『ケイダッシュ』グループの幹部の姿があったんですよ。それもあって、今回の清原さんの“球界復帰”は我々の業界でも話題となっています」

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立花茂

立花茂

東京都出身。大学を卒業後、スポーツ紙の芸能記者として活躍。その後、週刊誌や月刊誌、ニュースサイトなどでも記事を執筆。得意ジャンルは芸能だが、取材対象はアニメ、競馬、プロレスなど多岐に及ぶ。最近はweb3.0にも興味あり。

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