“あるある探検隊”「レギュラー」が“介護芸人”で再ブレークのワケ (1/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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“あるある探検隊”「レギュラー」が“介護芸人”で再ブレークのワケ

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週刊朝日
「レギュラー」の松本康太さん(左)と西川晃啓さん (撮影/秦正理撮影)

「レギュラー」の松本康太さん(左)と西川晃啓さん (撮影/秦正理撮影)

都内のデイサービスセンターでお年寄りを楽しませる「レギュラー」 (撮影/秦正理撮影)

都内のデイサービスセンターでお年寄りを楽しませる「レギュラー」 (撮影/秦正理撮影)

 まだ暑さの残る9月中旬。東京都内のデイサービスセンターに、かつて「あるある探検隊」のネタで大ブレークし、一世を風靡(ふうび)した2人組の姿があった。お笑い芸人「レギュラー」の松本康太さん(40)と西川晃啓さん(40)だ。彼らの今を紹介する。

【写真】都内のデイサービスセンターでお年寄りを楽しませる「レギュラー」

*  *  *
 施設内は30、40人のお年寄りでにぎわい、談笑したり将棋を指したりしていた。

 午後1時をすぎたころ、レクリエーションの簡易ステージをつくるため、席の移動が始まった。そして、職員がアナウンスした。

「今日はお笑い芸人のレギュラーのお二人が来てくださっています!」

 誰だかぴんと来ていないのか、お年寄りの反応は鈍い。そこへ2人は満面の笑みとともに入場し、大きな声でネタを始めた。

 あるある探検隊の持ちネタは、自己紹介の際に披露するのみ。右手と左手で別の動きを促す「とんとんさすさす」や、ワンテンポ遅れて指定された手を出す「後出しジャイケン」などの出し物をリズムに合わせて繰り出していく。いずれもレギュラーオリジナルの認知症予防体操だ。

 次第にお年寄りも声を上げ、手をたたいて楽しむ。レクリエーションは約1時間。退場の際には握手やサインを求める人が相次いだ。

 テレビではめっきり見ることが少なくなった彼らは、こうして介護の現場で活躍している。介護職員初任者研修、レクリエーション介護士2級の資格を取得し、全国の介護施設を回っている。

 その経緯を聞いた。

──お二人が介護の世界に飛び込んだきっかけは。

松本:2010年にある番組の企画で沖縄の宮古島に約1年間移住したことが一番大きなきっかけです。そこでおじい、おばあたちにすごく優しくしてもらって、僕らのキャラクターは高齢の方にも受け入れてもらえると感じました。それは発見でした。

西川:その番組の視聴者層だった50、60代、僕らの親世代の人たちが、「頑張ってるなあ」とか「いいねえ」とか声をかけてくれて、その世代にもニーズがあるなと思いました。


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