クリステルさんと言えば、2013年にブエノスアイレスで開催されたIOC総会の五輪招致スピーチで「お・も・て・な・し」の心を身振り手振りでアピールしたのが印象的だ。

 横須賀の女性の後も、進次郎氏の議員宿舎を深夜に訪れる「新しい女性」が週刊誌をにぎわせてこともあったが、結局、選ばれたのはクリステルさんだった。

 全国で「いつ結婚?」「嫁もらえ」と言われ続けてきた進次郎氏。

「絶対、結婚という気持ちはありませんでした」と白状した進次郎氏の心を、クリステルさんはどう溶かしていったのか。

 3歳半年上の彼女はその恋の手ほどきを会見でこう明かしてくれた。

「いかに素の自分を出させる場をつくるかが、お付き合いをしていく中で一番大事なことだと思っていました。素を引き出すことが時間を重ねる中でできていった。素のまま、ありのままでのいい関係だと思っています」

 ありのままの自分をさらけ出させる存在になること。これが恋の方程式の鉄板のようだ。

(本誌 上田耕司)
※週刊朝日オンライン限定記事 

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上田耕司

上田耕司

福井県出身。大学を卒業後、ファッション業界で記者デビュー。20代後半から大手出版社の雑誌に転身。学年誌から週刊誌、飲食・旅行に至るまで幅広い分野の編集部を経験。その後、いくつかの出版社勤務を経て、現職。

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