“謹慎”中の行動、どこまで許される? 一之輔と妻が考えてみた
ここのところ全国ツアーやら都内の独演会やら寄席やらで、てんてこ舞いである。『てんてこ舞い』って楽しげな響きだけどどんな『舞い』? 辞書を引くと「手古舞から派生した言葉」で「小太鼓に合わせて休みなく踊り続ける」さまが語源らしい。「休みなく」が重たい。なんか切なくなってきた。不祥事で『謹慎』する芸人のニュースを観ていると『不謹慎』だけど羨ましい。他人事だからそんなこと言ってます。はい、ごめんなさい。長期休暇と謹慎は違いますね。
【画像】たとえば一之輔が“謹慎”したら…
就寝前にビールを飲みながら「たとえば俺が『謹慎』したとしてだ……」と家内に切り出した。「え? 何で? 殺人? 誰を殺るの? ○○さん?」噺家の実名を挙げるなよ。殺すほど嫌いじゃないし。しかもいきなり人殺しのカードを切るとは謹慎じゃすまんだろ。
私「まあ理由はさておき……謹慎中ってどこまで行動が許されるのかな? コンビニは行ってもいいのかな?」
妻「いーでしょ、それくらい。あ、でも弁当の『温め』はよしたほうが無難。贅沢。率先して冷や飯食うべき」
私「厳しいな。買い物はコンビニまでかな。スーパー・デパートは?」
妻「西友・サミットならOK。伊勢丹は勿論NO。生意気です。TSUTAYAもNO。なに娯楽を摂取しようとしてんだよ!って世間は思うよね。ネット配信の動画もダメ。でも越谷レイクタウンのイオンは行ってもよし! 広すぎてみんなおおらかな気持ちになるから」
私「越谷遠いな……SNSは?」
妻「インスタ・ツイッターはもってのほか。アメブロもNG。はてなダイアリーはよし!」
私「!? 何故はてなダイアリーはOK?」
妻「なんか地に足がついてるような気がするからよし!」
私「……そうかな」

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