昔は調子が悪いときに描いていた…香取慎吾が自身の「アート」を語る

工藤早春週刊朝日
 1年半ほど前、「アーティスト活動に専念するため、芸能界を引退して海外留学」と報じられたこともあった香取慎吾さん。パリに続き、日本で初個展を開いた。入場者数が10万人を突破。アーティスト活動も精力的な香取さんに、この1年半と、これからの活動について、話を聞いた。

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*  *  *
──日本での初個展の入場者数が10万人を突破しました。おめでとうございます。

 ありがとうございます。なんだか信じられないです。コンサートで100万人来てくれたことはあっても、僕のいないところに作品だけを見るために、たくさんの人が来てくれて。うれしいです。

──写真撮影自由、おしゃべり自由の展覧会なんですね。会場が常にガヤガヤしているので、驚きました。こういった展覧会を企画した意図は。

 意図……考えていない(笑)。最初からこういった形を考えたのではなく、やりたいことをしていったらこうなった、という感じで。

──進入禁止を表す白線もありません。規制がない。

 夢に描いていた個展はこんな個展じゃなかったんですよ。だけど、やっていくうちに、こうなりました。

──なんで、想像とは違ったんでしょう。

 やっぱりコンサートとかやってきたことが、大きいと思います。スモーク焚いている個展なんて、あんまり聞いたことがない(笑)。僕が個展する、ってときは、僕が素材。皆さん、アイドルのカバンの中身って見たいじゃないですか。だったら、もっと深いところまで見られたらいいんじゃないか、ということで生まれた作品もあります。僕の心臓の音が聞こえるオブジェとか(作品名:BOUM!BOUM!BOUM!)。

──今回の展示作品は、約120点。一番古いものは、10代後半に作ったものだと聞きました。

 17歳くらいかな。

──アイドルとして忙しい時間をどうやりくりして描いていたんですか。

 けっこう調子の悪いとき、状態がよくないときほど絵を描きたくなりましたね。最近はそうでもないですけど。

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