田原総一朗「日朝会談“無条件”転換はトランプが安倍首相に依頼か?」 (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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田原総一朗「日朝会談“無条件”転換はトランプが安倍首相に依頼か?」

連載「ギロン堂」

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田原総一朗週刊朝日#田原総一朗
田原総一朗(たはら・そういちろう)/1934年生まれ。ジャーナリスト。東京12チャンネルを経て77年にフリーに。司会を務める「朝まで生テレビ!」は放送30年を超えた。『トランプ大統領で「戦後」は終わる』(角川新書)など著書多数 (c)朝日新聞社

田原総一朗(たはら・そういちろう)/1934年生まれ。ジャーナリスト。東京12チャンネルを経て77年にフリーに。司会を務める「朝まで生テレビ!」は放送30年を超えた。『トランプ大統領で「戦後」は終わる』(角川新書)など著書多数 (c)朝日新聞社

イラスト/ウノ・カマキリ

イラスト/ウノ・カマキリ

“ミサイル”とは断定せず、このことが3度目の会談の障害になることはないという姿勢を示したのである。

 私自身、来年の大統領選挙前に、3度目の首脳会談が行われるのではないか、と予想している。

 ところで、4月25日に金正恩氏はウラジオストクを訪問してロシアのプーチン大統領と会談した。

 この結果、金正恩氏は米国のトランプ氏、中国の習近平国家主席、韓国の文在寅大統領と、北朝鮮と直接関わりを持つ4首脳と会談していて、日本の安倍首相だけが一度も会談していない。つまり取り残されたという形になっている。そこで、安倍首相が強い焦りを覚えて政策転換をした、ということなのだろうか。

 それもあるかもしれないが、私は安倍首相が記者団と会う前に、トランプ大統領と約40分間行った電話協議に強い関心を抱いている。トランプ大統領は今、米中問題に全エネルギーを投入しなければならない。だから、北朝鮮に関して安倍首相に何らかの役割を依頼したのではないか。北朝鮮が再び飛翔体を発射したことで、私はその思いを強くした。

週刊朝日  2019年5月24日号


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田原総一朗

田原総一朗(たはら・そういちろう)/1934年、滋賀県生まれ。60年、早稲田大学卒業後、岩波映画製作所に入社。64年、東京12チャンネル(現テレビ東京)に開局とともに入社。77年にフリーに。テレビ朝日系『朝まで生テレビ!』『サンデープロジェクト』でテレビジャーナリズムの新しい地平を拓く。98年、戦後の放送ジャーナリスト1人を選ぶ城戸又一賞を受賞。早稲田大学特命教授を歴任する(2017年3月まで)。 現在、「大隈塾」塾頭を務める。『朝まで生テレビ!』(テレビ朝日系)、『激論!クロスファイア』(BS朝日)の司会をはじめ、テレビ・ラジオの出演多数

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