2番に犠打をしない強打者を据える打線がトレンドになっているが、本塁打が出なくても、ファウルで追い込まれた後に粘って四球で出塁したり、犠打や進塁打など走者を進める打撃で投手のリズムを崩したりする「いやらしい打者」の存在はもっと重宝されるべきだと思う。

 フライボール革命と日本伝統のスモールベースボールをどう融合させるかが、今後の課題になってくるだろう。(春日哲也)

※週刊朝日オンライン限定記事