東大や京大に合格した学生たちのオススメ参考書や入試前に食べた勝負メシなど、気になる情報が盛りだくさん。東大文系に合格した602人が回答したアンケートを紹介する。
東大文系の回答者は602人。内訳は文Iが224人、文IIが195人、文IIIが180人、推薦が3人だった。「併願大学・学部とその合否」「睡眠時間」「オススメ参考書」「将来の目標」「尊敬する人物」などが主な質問だ。
併願大学・学部を見ると、平均併願数は2.1。最も多かったのは七つで、3人が受験した。併願が100人(延べ)を超えたのは3学部だけで、最も多かったのが早稲田大政治経済学部の235人。次いで早稲田大法学部145人、慶應義塾大経済学部142人だった。
東大に合格する実力があっても、早慶を不合格となることも珍しくない。回答があったうち、早稲田大政治経済学部では19%、慶應義塾大経済学部では17%が不合格だった。
早慶以外の併願で10人を超えたのは、中央大法学部22人、明治大政治経済学部17人、上智大経済学部16人、明治大法学部10人。米国の名門プリンストン大に合格した学生も1人いた。
東大しか受験しない学生も少なくない。「無回答」や「併願なし」と回答した学生は129人で、中には「併願校に合格しても絶対に通わないため」という回答もあった。