■大場正明(映画評論家)


評価:★★★★ 超オススメ、ぜひ観て
テーマは重いが、リアリティーとブラックユーモアのバランスが絶妙な話術に引き込まれる。70年代という背景から視野を広げ、それ以前の差別の歴史や現在のアメリカとの繋がりを想像させる構成もよく考えられている。

■LiLiCo(映画コメンテーター)
評価:★★★ なかなかGOOD!
シリアスな問題を描きながら、しっかりエンターテインメント性に満ちているところがスゴイ。言葉がウィットに富んでて、物語にわくわく。アフロが大好きな私としてはバーでみんなが歌って踊るシーンがたまらなく好き!

■わたなべりんたろう(映画ライター)
評価:★★★★ 超オススメ、ぜひ観て
笑っていると突然背筋が寒くなるような不意打ちが訪れる。冒頭及び終盤においても映画史における人種差別を引用しながら、ハリー・ベラフォンテに敬意を表した役を演じさせる。スパイク・リーの真骨頂だろう。

週刊朝日  2019年3月29日号