米国人のエマ・ストーンが語る女王陛下への憧れと英国アクセント (2/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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米国人のエマ・ストーンが語る女王陛下への憧れと英国アクセント

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高野裕子週刊朝日
エマ・ストーン(c)2018 Twentieth Century Fox

エマ・ストーン(c)2018 Twentieth Century Fox

『女王陛下のお気に入り』
2月15日(金)全国ロードショー(c)2018 Twentieth Century Fox

『女王陛下のお気に入り』 2月15日(金)全国ロードショー(c)2018 Twentieth Century Fox

『女王陛下のお気に入り』
2月15日(金)全国ロードショー(c)2018 Twentieth Century Fox

『女王陛下のお気に入り』 2月15日(金)全国ロードショー(c)2018 Twentieth Century Fox

――同時に女性の本当の強さとは何かを問いかけていますね。

「この映画の3人の女性は、一貫して強いだけではない。弱さを持っているし、時には怯えているし、セクシーでおかしくあったりもする。それが人間だと思うから。人間らしい女性像を描いた脚本というのは本当に少ない。だからこの脚本は本当に貴重なのよ」

――あなたのオーディションで、出産シーンを演じるなど、奇妙な事をしなければならなかったそうですね。

「私のアクセントを試すためよ。私は唯一のアメリカ人キャストだから。アクセント・コーチがオーディションしたときに、わたしのイギリス・アクセントがどこまでしっかり言えるか試すために、いろんな状況の台詞を試してきたの。即興みたいな感じ。スピードをかえたり、言語障害をいれたり」

――撮影現場での雰囲気はいかがでしたか?

「3週間リハーサルしたのだけれど、すごく楽しかった。キャスト全員で長い時間を過ごして、クレイジーな演技をいろいろやった。難しいシーンもあったし、それはまるで劇団に入ったような感じだった。役を入れ替えて、相手の役を演じたりもしたのよ!」

――監督は物語についてはあまり説明しないそうですが、初めてランシモス監督と仕事をした感想は?

「詳細について説明しないという点はとても好きよ。私は他のキャラクターについて詳しい事は知らないし、他の人がどんな演技をするかについてもあまり考察しない。逆にシーンで他の人が何をするか知らない方がいいと思う。例えば監督がキャストに“もっと悲しく演じて”か言ったら、その場にいた他の人全員が、彼女は悲しそうな演技をしようとしているのか、とわかる。それって恥ずかしいわ(大笑い)。だからキャスト全員が自由にやりながらも、監督が全体の舵こぎをする、というのは良い方法だと思う」

――あなたにとって本作は初の時代劇ですね。難しかった点は?

「コルセットをつけた事かしら。時代劇は初めてだったし、コルセットをつけたのも初めてだった。つけると呼吸が難しくなって、体力を消耗した。あの時代、女性は皆つけていた訳を考えると恐ろしい。閉じ込められているという気持ちを常に感じたわ。縛られて、まっすぐに立たないといけなかった。締め付けられたら気絶するほど。見た目は美しいのだけれど……。コルセットをつけるだけで、当時の女性の感情を想像できたわ」


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