どんなスポーツだって、3連覇はなかなかできない。すごい。てっちゃんから報告の電話をもらって、「おめでとう」を言いました。ほんとに喜んでましたね。

　てっちゃんはボールを蹴る専門の「キッカー」で、今シーズンは順風満帆とはいかなかったみたいですけど、終盤の大事な試合にはきっちり蹴れたようなので、よかったですよ。彼は僕のことを「師匠」なんて呼んでて、たまにLINEでアスリートとしてのアドバイスを求めてきてくれるんです。聞かれたことに答えてたら、「師匠のターゲットの取り方が参考になりました」なんて言ってくれるんで、うれしいですよね。

　てっちゃんもいい年齢になってきたから、ここからいろんなことが起こると思いますよ。チームスポーツだから、仲間とも励まし合って、乗り越えていってくれたらなと思います。

　いつもまっすぐで、情熱がすごく伝わってくるアスリートです。うぬぼれない強さがあるのもいい。まずは少し休んで、4連覇へ向かっていってほしいです！

※週刊朝日 　2019年1月25日号

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丸山茂樹

丸山茂樹

丸山茂樹（まるやま・しげき）／1969年9月12日、千葉県市川市生まれ。日本ツアー通算10賞。2000年から米ツアーに本格参戦し、3勝。02年に伊澤利光プロとのコンビでEMCゴルフワールドカップを制した。リオ五輪に続き東京五輪でもゴルフ日本代表監督を務めた。セガサミーホールディングス所属。

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