従来の大河ドラマの重厚なイメージを覆す作品になりそうだ。2人の言葉が、期待を増幅させる。

「『変えたい』っていうのはあります。笑いをいっぱい持ってきたい。これまでの大河ドラマって、『はあ~、そうなんだ』って感心して見ていた。宮藤さんが書いてるのもあって、ぼくらも台本を読んでいても笑えるので、お客さんにも笑っていただきたい。『笑える大河』って言うんですかね」(阿部)

「それで歴史もスポーツのことも情報が入ってくるから、すごい。大河ドラマなんですけれども、良い意味で大河ドラマじゃないみたいで、めっちゃおもしろいです」(中村)

「一生懸命やっている人を笑っていただく。必死でやってるのを笑える、っていうのが一番おもしろい。それに落語もついてくるので」(阿部)

 今年の日曜夜は笑いながら、東京五輪に思いをはせる時間になるのかもしれない。(本誌・緒方麦)

※週刊朝日オンライン限定記事