「私のことは嫌いでも…」前田敦子の涙のスピーチ「不倫は文化」「別に……」 【平成の芸能界名言】 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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「私のことは嫌いでも…」前田敦子の涙のスピーチ「不倫は文化」「別に……」 【平成の芸能界名言】

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太田サトル週刊朝日
2011年のAKB総選挙で1位に返り咲いた前田敦子さん(左)と2位の大島優子さん=東京・日本武道館 (c)朝日新聞社

2011年のAKB総選挙で1位に返り咲いた前田敦子さん(左)と2位の大島優子さん=東京・日本武道館 (c)朝日新聞社

映画「クローズド・ノート」に主演した沢尻エリカさん=2007年 (c)朝日新聞社

映画「クローズド・ノート」に主演した沢尻エリカさん=2007年 (c)朝日新聞社

中森明夫さん (c)朝日新聞社

中森明夫さん (c)朝日新聞社

 30年におよぶ平成の芸能史には、いくつもの記憶に残る発言がある。アイドル評論家でサブカルチャーにも詳しい作家の中森明夫さんが最も印象的だというのが、前田敦子のスピーチ。AKB48のメンバーだった前田は、2011年の「選抜総選挙」で1位に返り咲いた際に涙ながらにこう訴えた。

【写真】不機嫌な一言が命取りになってしまった人気女優といえば…

「私のことは嫌いでも、AKBのことは嫌いにならないでください」

 大島優子とセンターを争い、アンチファンもいる中での言葉だ。

「AKB48グループは、平成のアイドルグループの中で最大のものでした。そのトップに立った彼女が発した言葉の意味合いは大きい」(中森さん)

 昭和ではキャンディーズが「普通の女の子に戻りたい」と宣言し解散した。

「そのあとに山口百恵さんが、『幸せになります』と結婚し引退した。いずれもトップアイドルでしたが、一人の女の子である自分の気持ちを選んだ。そこが昭和的な感覚なんですが、前田さんは自分じゃなくてチームやグループのほうを大事にした。自分は嫌われてもいいから所属するチームを愛してほしい。自分よりも周りを気にする平成的メンタリティーが表れている名言です」(同)

 平成は芸能人の“不倫”も話題に上った。その象徴とも言えるのが、石田純一の「不倫は文化」だ。中森さんは言う。

「この言葉は、石田さんが発したものとは違う文脈で広がり、大きなバッシングをうけた。不倫が発覚するたびに何度も注目され、渡辺淳一さんの『失楽園』の大ブームも相まって、『不倫は文化』という言葉は完全に定着しました。石田さんは当時相当なプレッシャーだったと思います。いまは再婚されて子供も生まれ、コミカルな部分もある大人のタレントさんになりました」

 不倫に対する風当たりは、どんどん強くなっている。

「週刊誌やワイドショーに加え、インターネットやSNSの登場が大きい。『ゲス不倫』という言葉も生まれました」

 その「ゲス不倫」の言葉のもとは、バンド「ゲスの極み乙女。」の川谷絵音とタレントのベッキーの不倫。2人のLINEのやり取りが流出し、ベッキーが送信した週刊文春を指す「センテンス スプリング!」という言葉は、それまで好感度が高かったこともあって、衝撃的だった。


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