林:まあ、そうなんですか。私も気をつけたいと思います(笑)。
三浦:本来、私たちがどんなにはっきりした発音をしようと、問題ないはずじゃないですか。なぜそれを問題視するのか。私、この前『フェミニスト・ファイト・クラブ』(ジェシカ・ベネット著)という本を書評したんですが、読んだら、目からウロコでした。いかに女性が職場で足を引っ張られているかが、子細に、しかもユーモラスに書かれていて、たとえば会議中に女性が発言すると男性が割り込む率が高いとか。
林:ほう、そうなんですか。
三浦:女性が女性に割り込む率も高いらしくて、女性は割り込んでもいい存在だと、異性からも同性からも思われているらしいんです。今まで感じていたことが言いあらわされている感じで、なるほどなと思いました。
(構成/本誌・松岡かすみ)
※週刊朝日2018年11月16日号より抜粋