“健康長寿”アンケートでわかった「認知症を防ぐ」15の習慣 (3/4) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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“健康長寿”アンケートでわかった「認知症を防ぐ」15の習慣

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医師が解説! 健康長寿に共通する認知症予防の項目1/2 (週刊朝日2018年11月9日号から)

医師が解説! 健康長寿に共通する認知症予防の項目1/2 (週刊朝日2018年11月9日号から)

医師が解説! 健康長寿に共通する認知症予防の項目2/2 (週刊朝日2018年11月9日号から)

医師が解説! 健康長寿に共通する認知症予防の項目2/2 (週刊朝日2018年11月9日号から)

・高血圧
中年期の高血圧は認知症発症リスクが高いとされている。降圧剤を服用して血圧をコントロールすることで、認知症の発症や認知機能の低下が抑制されたという報告は国内外である。脳の血管はからだのほかの部分の血管と構造が異なり、傷つきやすい傾向がある。血圧が高くなると出血が起こりやすくなり、血管に障害が起こることで神経細胞がダメージを受け、認知症を発症しやすくなる。

・アルコール
慢性アルコール依存症になるくらい常習的に、かつ多量に飲酒をした場合には、アルコール性認知症などの発症につながる。一方、少量の飲酒は認知症のリスクを減少させるという報告もあるが、飲酒歴が後年の脳萎縮に影響する可能性があること、アルコールが睡眠の質を悪くすることがあるといわれることから、少量でも毎日飲酒することは、認知症のリスク因子になると考えられる。

・脂質異常症
血液中のコレステロールや中性脂肪などの脂質が基準値より多い状態を言う。脂質異常症は動脈硬化の原因になり、心臓や脳の血管に障害が起こりやすくなるため、とくに中年期の脂質異常症は認知症のリスクになり得るという。糖尿病や高血圧と同じく、コントロールすることが大切だ。

■医師が解説! 健康長寿に共通する認知症予防の項目

(1)人に会う。会話をする
コミュニケーションが認知症予防に効果があるという海外の文献がある。できれば、親しい人やいつも同じ人ではなく、いろんな人に会うことがおすすめだ。慣れない相手と話すときのほうが、頭を使う。

(2)体操やスポーツをする
運動、とくに有酸素運動は効果がある。スポーツができる人はいいが、足腰に痛みがある人は無理をしてはいけない。継続することが大切なので、体操やストレッチ、散歩など自分に合ったものを選ぼう。

(3)料理をする
普段料理をしている人が料理をできなくなると、認知症の疑いが出てくる。料理は、献立作りから買い物、調理、盛り付けと、頭を使う複雑な作業。新たに始める男性も多くいる。

(4)規則正しい生活をする
なにか特定のメニューをすれば認知症予防になるということはない。一日全体を通して、規則正しいリズムで生活することが大切だ。

(5)楽器を演奏する
音楽療法の一つ。音楽を聴くことや、歌うことも音楽療法だが、なかでも楽器演奏は指先を使い、音を聴きながら反応するため、高度な知的活動になり、予防効果が高いとされている。

(6)絵を描く。習字や切り絵をする
アートセラピーと呼ばれるもの。これも指先を使うため、知的活動となる。


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