東京五輪でも増便はムリ 米軍の横田空域は今後も存続する? (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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東京五輪でも増便はムリ 米軍の横田空域は今後も存続する?

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亀井洋志週刊朝日
「横田ラプコン」を飛び横田基地へ向かうオスプレイ (c)朝日新聞社

「横田ラプコン」を飛び横田基地へ向かうオスプレイ (c)朝日新聞社

 日本の空は戦後、70年を経ても米軍の支配下に置かれている。その空域は、「横田ラプコン=横田レーダー・アプローチ・コントロールの略」と呼ばれ、1都8県(東京・埼玉・栃木・群馬・新潟・神奈川・静岡・長野・山梨)にも及ぶ。高さは最高7千メートルあり、最も低いところでも2450メートルある。

 現役の防衛官僚のころから横田ラプコンを問題視してきた、元防衛事務次官の守屋武昌氏が説明する。

「同じ敗戦国のドイツやイタリアでも戦勝国に空を提供するようなことはしていません。羽田空港から民間機が西日本に向かう空路では離陸後、急上昇と急旋回を行います。逆に西日本から羽田に向かう場合は伊豆大島付近を飛んで、東京上空を避けるように千葉の房総半島を迂回して羽田に着陸します。横田ラプコンを飛べないため、余計な燃料を使うことになるのですが、すべて乗客の航空運賃に転嫁されています」

 横田は日本陸軍、厚木は日本海軍の基地だったが、戦後、GHQ(連合国軍総司令部)が接収して、日本の航空管制を掌握したのが始まりだ。現在も日米地位協定に基づいて運用され続けている。


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