差別と偏見が助長する愚かさ…深緑野分の新作に現代の日本を見る

読書

2018/10/28 11:30

 文芸評論家・末國善己氏が選んだ“今週の一冊”は『ベルリンは晴れているか』(深緑野分、筑摩書房 1900円)。ナチス・ドイツの支配から解かれたベルリン。両親を亡くすも生き延びたドイツ人の少女が、恩人の死を解決する旅に出る――。

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