

漫画家&TVウォッチャーのカトリーヌあやこ氏が、「イグ・ノーベル賞 マジで狙ってみた…」(BSプレミアム、9月29日)をウォッチした。
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先日、ノーベル医学生理学賞が、本庶佑氏に授与されると発表されましたが。
そんなノーベル賞のパロディー版、イグ・ノーベル賞(「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に与えられる)は、日本人が12年連続受賞っていう、すごいんだかすごくないんだか、よくわからない話。
ちなみに本年、医学教育賞に輝いた堀内朗氏は、座ったまま自ら内視鏡を操作して、自分の大腸を検査。座位の方が苦痛が少ないことを発見した。
うん、それ、ある意味プレイだよね? と、うっかり問い詰めたくなる見事なイグ・ノーベラーなのだった。
そんな賞をマジで狙うというこの番組。「カラスの言葉を覚えれば人間もカラスと会話できるのか?」ってなテーマで、引っぱり出されたのは声帯模写が持ち芸の二代目江戸家小猫だ。
カラスのコミュニケーションを15年研究してきたという先生の指導の下、めっちゃ完成度の高い「カァ!」を再現する。
都会の小さな公園に身を隠した彼が「カァ!」と鳴けば、ビルの上から「カァ!」と答えるカラス。そこでナレーション。