山田美保子(やまだ・みほこ)/1957年生まれ。放送作家。コラムニスト。「踊る!さんま御殿!!」などテレビ番組の構成や雑誌の連載多数。人気番組「情報ライブミヤネ屋」などのコメンテーターやマーケティングアドバイザーも務める
山田美保子(やまだ・みほこ)/1957年生まれ。放送作家。コラムニスト。「踊る!さんま御殿!!」などテレビ番組の構成や雑誌の連載多数。人気番組「情報ライブミヤネ屋」などのコメンテーターやマーケティングアドバイザーも務める
毎年新デザインでゴージャスなコンパクトがプレミアム感を放つカネボウ化粧品のミラノコレクション。今年発売の「カネボウ フェースアップパウダー〈ミラノコレクション2019〉」は、見た目だけではなく中身にもこだわったプレストタイプのフェースパウダー。ベースメイクの美しさをひきたて、明るくソフトな印象で、つるんとした陶器のような肌にしてくれる。24g 1万2000円(税抜き、以下同)、セット 24g×2(レフィル付き) 2万円(予約受け付け中。12月16日から数量限定発売)。
<br />カネボウ化粧品
毎年新デザインでゴージャスなコンパクトがプレミアム感を放つカネボウ化粧品のミラノコレクション。今年発売の「カネボウ フェースアップパウダー〈ミラノコレクション2019〉」は、見た目だけではなく中身にもこだわったプレストタイプのフェースパウダー。ベースメイクの美しさをひきたて、明るくソフトな印象で、つるんとした陶器のような肌にしてくれる。24g 1万2000円(税抜き、以下同)、セット 24g×2(レフィル付き) 2万円(予約受け付け中。12月16日から数量限定発売)。
カネボウ化粧品

 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が楽屋の流行(はや)りモノを紹介する。今回は、「カネボウ フェースアップパウダー<ミラノコレクション>」。

【写真】カネボウ フェースアップパウダーはこちら

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 テレビ局のメイク室に入っているメイク会社所属のメイクさんから教えてもらう化粧品は、コスパが高いモノが多い。

 理由は、多くのタレントやアナウンサー、文化人らが引っ切りなしに出入りするため、万人の肌に合って、遠慮なく使えて、どこにでも売っていて、注文もしやすいとなると、それらは概してシンプルなモノとなるからだ。

 しかし、そんな局メイクさんが、自分専用のメイクボックスに忍ばせているモノのなかには、実は限定品や高級品、ケースやパッケージが美しすぎる化粧品があるものだ。

 その代表的存在と言っていいのが、「カネボウ フェースアップパウダー<ミラノコレクション>」。

 細かい粒子のプレストパウダーで、肌にしっかりフィットし、毛穴を目立たなくしてくれるうえ、仕上がりがとにかく美しくて驚かされる。

 さらに、肌にのせたときのサラサラした感触が心地よく、きちんとカバーしてくれるのに厚塗りしたカンジがない。開発者によれば、「一枚のヴェールを纏(まと)ったような上質な化粧膜で美しい肌を演出する」という。

 テクスチャーや仕上がりだけではない。実は、まず目がいくのはゴージャス極まりないコンパクトの蓋部分なのである。

 年に1度、数量限定で売り出される同品は、その年の出来事や潮流に合わせて「気品」「絆」などのテーマを決め、デザイン画を起こしていくのだそうだ。ちなみに初代は「水の女神」、2010年からは「天使」や「花」がモチーフになっていて、このレリーフを見ているだけで女子力がアップすることは間違いナシ。局メイクさんとして、次から次へと番組出演者の髪形や顔を作っていく女性たちにとっても、「これを目にしたらテンションがあがる」「もうひと踏ん張り、頑張ろうと思う」というモノなのだそうだ。

 もちろん、この美しくも芸術的なフェースパウダーを使ってもらえたタレントや女子アナらの気分もあがるようで、メイクさんの私物なのに自分のインスタにアップするような若い女性タレントも多いと聞く。

 19年度版のテーマは「純真の天使」。優しく、穏やかな、相手を思いやる心清らかな表情の天使をイメージしてデザイン開発したそうだ。

 パウダーの表面にも同じレリーフを刻むという至難の業の結果、指で触れたときや肌に滑らせたときの上質感が、より伝わってくる。毎年予約殺到のフェースパウダー。さぁ、急いで!

週刊朝日  2018年9月28日号

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山田美保子

山田美保子

山田美保子(やまだ・みほこ)/1957年生まれ。放送作家。コラムニスト。「踊る!さんま御殿!!」などテレビ番組の構成や雑誌の連載多数。TBS系「サンデー・ジャポン」などのコメンテーターやマーケティングアドバイザーも務める

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