車で皇居に入る悠仁さま (c)朝日新聞社
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鳥取県の米子空港で集まった人に手を振る眞子さま (c)朝日新聞社
鳥取県の米子空港で集まった人に手を振る眞子さま (c)朝日新聞社

 秋篠宮家の長男である悠仁さまが9月6日に12歳の誕生日を迎えた。来春、皇太子さまが天皇に即位して代替わりとなれば、父の秋篠宮さまに次ぐ第2位の皇位継承者となる。

【写真】集まった人に笑顔で手を振る眞子さま

 秋篠宮ご夫妻も将来を意識しているのだろう。この夏、「しょうけい館」(戦傷病者史料館、東京都千代田区)や、都内であった沖縄地上戦を考える集いに悠仁さまを連れていった。広島の平和記念公園も訪れ、戦争の歴史と向き合う場面が何度もあった。

「天皇、皇后両陛下の『慰霊の旅』を継承させようとする姿勢は、まさに帝王学というにふさわしいものでした」(宮内庁関係者)

 お茶の水女子大学付属小学校6年生の悠仁さまにとって、来年は人生の岐路がもうひとつ迫っている。中学への進学だ。

 学校関係者の間でささやかれている受験先は、「筑波大学付属中学校」。昨年、お茶の水女子大付属小から筑波大付属中への推薦枠が設けられることが発表された。それが「悠仁さま枠」ではないかと注目されているのだ。悠仁さまがお茶の水女子大付属幼稚園に入園する際には、研究者らを支援する特別制度が適用された。

 お茶の水女子大付属は小学校、さらに中学校までは男子でも進学可能だ。ただ男子児童では、ほかの中学校を受験して外部に出るケースも目立つ。大学受験を見据えて、進学先を厳選する親も多い。

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