──総裁選で安倍首相に公開討論を挑まれています。

自民党の総裁選びというだけでなく、事実上、内閣総理大臣を選ぶわけだから、国民に対して広く、自分はどういう国を作りたいかということを話す機会は必要だと思います。 候補者が国民に果たすべき責任だと思いますよ。それが自民党のためであり、国家のためです。 現職総理が候補者となる総裁選というのは自民党でも久しぶりだね。小泉元首相の3期目(2003年)以来じゃないかな。現職総理だから危機管理もあるし、警備・警戒も大変だし、外交もある。今までは全候補で全国を遊説してまわっていたけど、今回はインターネットやBS放送も入れて中継という形で討論会というのが、総理の負担も減らせると思う。アメリカ大統領選挙でも、現職であっても公開討論できていますものね。日本でも、今回はぜひ、実現したいです」

(本誌 上田耕司、田中将介) 

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上田耕司

上田耕司

福井県出身。大学を卒業後、ファッション業界で記者デビュー。20代後半から大手出版社の雑誌に転身。学年誌から週刊誌、飲食・旅行に至るまで幅広い分野の編集部を経験。その後、いくつかの出版社勤務を経て、現職。

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