「一緒に仕事をしている五輪代表スタッフや代表に関わっているスタッフの方々と情報を共有していく。私自身が(4年の)任期があるからといって、ゆっくりというか、色んなことを見ながらやってはいけない。常に1日1日が勝負、1試合1試合が勝負だと思ってやる。一番大切なことはチームファースト。日本代表には一番力を出して発展していけるようにし、常にその形を評価していただきたい」

 日本代表は本田圭佑や長谷部誠といった長年支えていた選手らがいなくなり、世代交代という難題も抱える。W杯ロシア大会でベスト16という結果を出した西野ジャパンの後任として、2年後に東京五輪も控え強いプレッシャーがかかる。

 森保氏は、予算が決して潤沢ではないサンフレッチェ広島で選手として優勝を経験し、監督としても3度の優勝を実現した。今回も難題を抱えつつ、結果を出すことが期待される。(本誌・大塚淳史)

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