やっぱりスマホで“バカ”になる 将来の経済格差の要因に!? (1/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

やっぱりスマホで“バカ”になる 将来の経済格差の要因に!?

このエントリーをはてなブックマークに追加
永井貴子週刊朝日#教育
スマホのない生活なんて考えられない人たちも多い(※写真はイメージ)

スマホのない生活なんて考えられない人たちも多い(※写真はイメージ)

平日のスマホ等使用時間(2013年度)(週刊朝日 2018年6月22日号より)

平日のスマホ等使用時間(2013年度)(週刊朝日 2018年6月22日号より)

 総務省の「情報通信白書」によると全世帯におけるスマートフォンの普及率は7割を超える。いまや幼児から高齢者まで手に取り、スマホのない生活なんて考えられない人たちも多い。だが、学者らは依存性について警鐘を鳴らす。

【図表でみる】学力検査の平均点と平日のスマホ使用時間の関係

「パパのスマホどこ?」

 ある朝。栃木県真岡市で会社を経営する男性が目を覚ますと、3歳の娘が悔しそうに尋ねてきた。どうやら5歳の兄にiPadを独占されたようだ。ふたりは、子ども向けのアニメや教育番組などを集めた動画アプリ、ユーチューブキッズで、ゲーム攻略法を解説した動画を1時間も見ていた。

「3歳になれば、寝ている親の指をつかんで、指紋認証によるロックを解除する知恵がつきます。4~5歳ともなれば、親がスマホの暗証番号をタップする様子を見て数字を覚え、勝手に動画を見てしまうんです」

 市内で会社を経営する別の男性は、従業員が子どもの通う小学校で受け取ったプリントを、沈むような気持ちで眺めた。内容は「家庭で児童がスマホを使うときのルールについて」。

 男性は言う。

「従業員も多忙で、打ち合わせ中などは子どもにスマホを預けて静かにさせてしまうことが多かったのです」

 話しかけても親の顔すら見ない。小学2年生になったとき、子どもの反応が鈍いのが気になって眼科で診察を受けると、視力は0.7に落ちていたという。

 医師から、目の筋肉が固まり、視界も狭くなっている、と説明された。矯正用の眼鏡をかけ、4カ月ほどスマホの操作をやめさせた結果、視力は1.5まで回復した。

 幼児期からスマホなどが身近にあると、頻繁に使っても抵抗感すらない環境が生まれる。教育熱心な家庭が多いと言われる横浜市青葉区のマクドナルド。店内には、13~14歳の男子らがスマホやタブレット、iPadを手にし、ゲームに没頭している。店の入り口付近に集まり、外からWi-Fiを利用する姿も珍しくない。

「不良というわけでもなく、見かけも普通の子どもたちです」(地元主婦)


トップにもどる 週刊朝日記事一覧

続きを読む

おすすめの記事おすすめの記事
関連記事関連記事

あわせて読みたい あわせて読みたい