「帯状疱疹」の症状が治まったはずなのに… 専門医が語る慢性的な神経痛の怖さ (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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「帯状疱疹」の症状が治まったはずなのに… 専門医が語る慢性的な神経痛の怖さ

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近藤昭彦週刊朝日#ヘルス
漆畑医師は「痛みを伴う赤い発疹」が出たら、すぐに皮膚科を受診することを強くすすめる(※写真はイメージ)

漆畑医師は「痛みを伴う赤い発疹」が出たら、すぐに皮膚科を受診することを強くすすめる(※写真はイメージ)

 また、PHNを招きやすい「痛み方」があることがわかっている。帯状疱疹による過敏やまひなどの知覚異常のうち、「軽く触れただけなのに、強い痛みを感じる」場合はPHNに要注意である。このほか、水ぶくれなどの皮膚症状が出ている間は、決して冷やさず、入浴などで患部をよく温めることが重要である。

「帯状疱疹に対して患部を冷やしてしまうと、患部の血管が収縮し、神経に酸素や栄養が届かなくなって破壊が進み、PHNのリスクが高まります。温めれば、皮膚の痛みも緩和されます」(漆畑医師)

 では、帯状疱疹を防ぐ方法はあるのか。漆畑医師は、水ぼうそうのウイルスの再活性化を招く免疫力低下を抑えるため、帯状疱疹ワクチンの接種をすすめる。

「生活習慣を改善することも大切ですが、水ぼうそうにかかったことがあり、帯状疱疹の発症やPHNが不安な方は、発症リスクがとくに高まる50歳を過ぎたら、皮膚科医に帯状疱疹ワクチンの接種を相談してみてはどうでしょう」(漆畑医師)

(文・近藤昭彦)


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