まつエクとは、自分のまつげに1本ずつ人工のまつげを専用の接着剤で装着するもの。自分でつけるのは難しいので、施術者につけてもらうのが普通だ。女子力の高い稲田さん、やはりまつエクは続けているようだが、変わったのはそのボリューム。

「だいぶ落ち着きましたね。防衛相当時とは大違い。すごく控えめで『大人可愛さ』を狙っているようです。まつげも引き際を見極めたんでしょうか」

 装着する本数を減らしたということか。真偽を確かめようと本人を直撃したが、否定はせずに、「いやあ、はい、自然体です」と笑顔で去っていった。

 稲田氏はまつエクだけでなく、かつては網タイツや大臣認証式でのジャケットの上からリボンを結ぶという「ぶっ飛びファッション」で、本誌の「イケてるファッションチェック」をもにぎわせていた。心の鎧(よろい)ともされるファッションやメイク。今は役職ナシで、“武装解除”といったところか。(本誌・大塚淳史、大崎百紀)

週刊朝日 2018年4月27日号