連載小説は未完に…遅咲きの直木賞作家・葉室麟さん死去 (1/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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連載小説は未完に…遅咲きの直木賞作家・葉室麟さん死去

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山本朋史週刊朝日#お悔やみ

葉室麟さん(撮影/加藤夏子)

葉室麟さん(撮影/加藤夏子)

 歴史・時代小説作家の葉室麟(はむろりん)さんが福岡市内の病院で亡くなった。本誌で「星と龍」を連載中だった。親交のあった本誌元編集委員の「惜別の記」を掲載する。

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 2017年12月23日夜のことだった。この日の未明、直木賞作家の葉室麟さんが亡くなったと編集部から一報が入った。すぐには信じられなかった。66歳。物書きとして円熟のときだ。インタビューをお願いしていた。快諾を得て「11月下旬に東京で会おう」と言っていただいていた。

 葉室さんは北九州生まれ。久留米の明善高校から西南学院大学を卒業。地方紙記者などを経て50歳で創作活動に入った。05年に『乾山晩愁』で歴史文学賞。07年、『銀漢の賦』で松本清張賞。12年に『蜩(ひぐらし)ノ記』で直木賞、16年には『鬼神の如く 黒田叛臣伝』で司馬遼太郎賞と次々に受賞を重ねた。遅咲きだがこれまでに50冊以上の作品を出版。刊行ペースはとても早い売れっ子作家となった。


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