――森戸さんは、なんといっても、ハロプロ史上初の、カントリー・ガールズとの兼任・移籍ですよね。

森戸:「モーニング娘。には昨年の6月に14期としての加入だったのですが、歴史が長いぶん、覚えないといけない曲数もすごく多いんです。加入後すぐ始まったツアーでも、20年前のデビュー曲から最新のアルバム曲まで幅広い世代や時代の曲をやりました。20周年の注目度も高いこともあって、すごいタイミングに加入したな、って思いました」

――カントリー・ガールズとの兼任で、意識することはありますか?

森戸:「ハロー!プロジェクト全体のコンサートの時には、私は二つのグループがあるぶん、どっちのグループでも目立って、『あれ?この子、またいた』って印象づけられるようにしたいと思っています」

――それぞれの見せ方も違うわけですね。

森戸:「はい。モーニング娘。はカッコいいイメージで、カントリー・ガールズでは正統派な“カワイイ”を重視というか、押し出していきたいなと。そうしながらモーニング娘。の時にカントリー・ガールズでのカワイイ笑顔を入れてみたり、その逆も出していけたりしたらいいですね」

――マツコ・デラックスさんや松岡茉優さん、指原莉乃さんら有名人も、ファンであることを公言しています。「LOVEマシーン」の時代の回顧ではなく、現在のモーニング娘。に注目しています。

譜久村:「20周年ということで、昔モーニング娘。が好きだった方も、また注目していただけるのではないかと思うんです。昨年、デビュー曲『愛の種』を1期の先輩方と一緒にコラボさせていただいたのですが、20年たった今はこんな曲を歌ってるんだ、時代が変化するように進化しているんだ、と思っていただければうれしいです」

――今回は13人を代表して3人にお話をうかがっています。注目すべきメンバーを教えてください。

飯窪:「牧野真莉愛ちゃんかな。プロ野球が大好きで、『野球とモーニング娘。の架け橋になりたい』とずっと言ってたのですが、昨年はプロ野球のセ・パ交流戦の応援大使をグループでやらせていただけました。それがきっかけで各球団のことを私も知ることができたように、プロ野球ファンの方にもモーニング娘。のことを知ってくださった方もいると思います。有言実行するメンバーです」

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