「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」ついにヴェールを脱いだ衝撃作を最速レビュー! (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」ついにヴェールを脱いだ衝撃作を最速レビュー!

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菊地武顕週刊朝日#スター・ウォーズ
「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」は12月15日公開 (c)2017 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved./配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」は12月15日公開 (c)2017 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved./配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」は12月15日公開 (c)2017 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved./配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」は12月15日公開 (c)2017 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved./配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

 ファンならばそれぞれが、明日12月15日公開の今作「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」の展開を予想しているだろう。そもそも「最後のジェダイ」というタイトルからして、想像力をかきたてて止まない。

【写真特集】「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」記者会見の様子を紹介!

 マーク・ハミルは週刊朝日12月22日号での単独インタビューに、「『ジェダイは滅びる』という脚本に、とても困惑した」と答えている。ということは「最後のジェダイ」とは、ルーク・スカイウォーカーのことで、彼が死ぬ? いや、前作でフォースを覚醒させたレイがジェダイの騎士として活躍するに違いないから、「最後」とはレイを指すはずだけど、じゃあどうして滅びるの!?

 加えてファンを混乱させたのは、フィン役のジョン・ボイエガがインタビューで漏らした一言だった。

「すべてのキャラクターが、こうなるのではないかという観客の予想とは反対方向に動いていく」

 ファンの予想の根底には、「俺ならこういう物語を観たい」「私は◯◯に活躍して欲しい」という願望も含まれているだろう。これまで公開された7作品のどのシーンが好きか、という部分もまた、予想に影響を与えているに違いない。

 ということは、100人いたら100通りの予想が。10億人いれば10億通りの予想が存在する。

 試写を観て感じたのは、脚本も担当したライアン・ジョンソン監督のオタクぶりだ。さすが、4歳の時にEP4を観て大興奮し、買ってもらったミレニアム・ファルコンにフィギュアを乗せて放り投げた男は違う。100通りの、いや10億通りのファン予想とは異なる物語を紡げたのは、オタクゆえにファンの心理をよく知っているからだろう。皆が立てるであろう予想をしっかりと読んだうえで、異なる方向に展開している。

 しかし予想が外れた観客に、失望は与えない。その反対に大きな爽快感を与えてくれるのだ。

 その理由は3つある。

 まず最初に、ライアン監督が登場人物を丁寧に描いている点を挙げたい。彼は登場人物の心理を徹底的に分析したうえで臨んだに違いない。

 先のボイエガは、こうも語っていた。


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