ネコの本能にハッとした! 岩合光昭「世界ネコ歩き」が映画に (2/4) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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ネコの本能にハッとした! 岩合光昭「世界ネコ歩き」が映画に

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伏見美雪週刊朝日#ねこ#岩合光昭
(c)Iwago Photographic Office

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──動画と写真はどう撮り分けているのですか。

 動画のカメラは基本的に三脚につけてあるし、一度録画ボタンを押せばまわっているので、一瞬であれば、同じ位置でスチール(写真)を撮ることもできるんですよ。ちょっと引きの絵を動画で撮って、その間に、スチールを撮る。寄りだと猫が動いたらフレームアウトしちゃうから(笑)。でも、悲しいかな、いちばん肝心なところは、スチールでは撮れない。自分は動画を撮りに来ているんだ、という意識を常に持たないといけないと思っています。

──そういうとき、ふっと写真家の意識に戻ってしまうこともあるのですか。

 うーって唸ることも正直言ってあります(笑)。でも、スチールを撮っているときに、ああこれ、動きを撮れたらなっていうときがいままでもたくさんあった。それが、テレビ番組を通じてできるようになったっていう喜びのほうが大きいかな。

──動画の撮影はこの番組が初めてですか。

 いえ、以前から撮っていました。猫じゃなくて、自然番組ですが。1980年代の終わり頃だったか、クジラが縁でNHKの番組に関わらせていただくようになり、けっこう動画歴は長いんです。でもこれからは、動画からスチール写真が切り出せるようになりますよ。2020年を境に8Kが主流になってきますから。

──4Kでも可能では?

 可能ですけど、4Kの画質はまだポジには及ばない。8Kなら完全にできるようになります。そうしたら、一瞬を切り取る写真家はいらなくなっちゃうね(笑)。でも、そういった意味で、スチール写真家としての目や経験を動画撮影に生かせているなとは思いますね。光の計算の仕方だとか、画面構成だとか。

──映画の場面一つひとつが「絵」になっていました。


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