地上波より自由に発言できるネットテレビにも、どんどん出演したいと思っています。地上波だと、政治の話はバトルとして扱われがちで、ろくに話もできない面もありますが、ネットテレビのような場所だと素直に議論ができる。再び国会に戻るためにも、いろんな場で露出と発言の機会をもって、活動していきたいと思っています。若い人たちに、もっと政治に関心を持ってもらえるようにも動いていきたいですね。

――若者が政治家・上西小百合に会う機会は。

 11月には早稲田大学祭でトークショーをやる予定です。(11月4日13時~「ワセジョの知らない世界~今日の女性と政治・社会について考える~」)学生に向けたこういった場には、どんどん出ていきたいと思っています。今の日本は、主権者教育が全然できていない。18歳選挙権だって、本当に形だけの施行で、政治のことをもっと知ってもらおうという姿勢を一切感じません。それではいつまでたっても若者は投票しに来ないでしょう。

――過激なSNS投稿は今後も続けるのか。

 炎上はある種、議論を進めるためのやり方の一つだと思っています。私の投稿が、いろんな人が自分の意見を言うきっかけになればいいなという思いもありますね。でも、東さん(元宮崎県知事の政治活動家・東国原英夫氏)とのバトルは本物ですよ。本当に仲が悪いんです!前にテレビ局のミスで、控室が一緒になっちゃったことがあるんですけど、空気が最悪でした。あの人、本っ当~に懲りないんですよ!私、東さんとばっかり遊んでる場合じゃないし、そろそろ他の人と絡みたいんですけど。

(本誌・松岡かすみ)

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松岡かすみ

松岡かすみ

松岡かすみ(まつおか・かすみ) 1986年、高知県生まれ。同志社大学文学部卒業。PR会社、宣伝会議を経て、2015年より「週刊朝日」編集部記者。2021年からフリーランス記者として、雑誌や書籍、ウェブメディアなどの分野で活動。

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