桐生もそんな土屋のピュアな目で見つめられたら、思わず引き込まれたのだろう。ピュアな目力は、仕事でも生きているという。

「『PとJK』や『となりの怪物くん』など少女漫画の実写映画の主演に抜擢されています。少女漫画の実写映画の主演では、ピュアさが求められます。土屋さんは、そういった要求に合って、重宝されています。こういった女優は今や数少ないです」

 イベントでは、桐生が先月9日の日本学生対校選手権男子100メートルで、9秒98を記録した際のシューズを披露し、土屋は触らせてもらって喜んでいた。桐生も満足だったに違いない。(本誌 大塚淳史)
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