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SPEEDも矢口も…お騒がせ「魔の83年組女性」は“かまって恋愛”?

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週刊朝日

不倫報道について釈明する自民党の今井絵理子参院議員(c)朝日新聞社

不倫報道について釈明する自民党の今井絵理子参院議員(c)朝日新聞社

 今夏、SPEEDメンバーのスキャンダルが相次いだ。参議院議員の今井絵理子(33)の不倫疑惑が明るみに出たうえ、上原多香子(34)は3年前の夫の自殺の原因が自身の不倫だと一部で報じられた。

 2人とも1983年生まれ。近年、83年生まれの女性有名人の騒動が目立つ。

 不倫が発覚して離婚した元「モーニング娘。」の矢口真里(34)。男性秘書との“不倫旅行”が報じられた上西小百合衆議院議員(34)。そして、“ゲス不倫”として昨年に話題を集めたベッキーも、84年3月生まれで同学年。まるで、「私のことをかまって」と注目を浴びたいかのような浮名。なぜ、「83年組」のお騒がせが続くのだろうか。

「女の子が主役の時代を生きてきた世代」と話すのは、テレビ評論家の吉田潮さん。

 83年生まれは、小学生の時に「セーラームーン」が大流行し、中高生時代にプリクラ文化が開花。ギャルや援助交際が話題となるなど、女の子主体の文化や社会現象が目立った時代に、多感な時を過ごした。

「バブルな先輩女性を横目で見ながら、『私たちはカネと男に左右されない女子文化をうまく生きますから』と育った世代。先輩に憧れるよりは、自分たちが時代の主体との感覚が強い。経済的にも、男に頼らず自分で何とかしようと考える傾向がある」(吉田さん)

 一方で、不景気に直面した世代でもある。コラムニストの今井舞さんは「模索世代」と位置付けたうえで、こう指摘する。

「この世代の芸能人は、自分なりの商売を見つけなければ、との危機感が強い。10代で絶頂期を迎え、芸能界の浮き沈みに直面し、大人になるにつれて仕事を失った人も多い。今井絵理子が政界に転じたのも、芸能界でこれ以上食べていけないと踏んだからではないでしょうか」

 確かに、83年組は10代前半でデビューし、20代前半までに人気の絶頂期を迎えた人が多い。今や33~34歳の大人の女性。仕事だけでなく、結婚や出産などプライベートでも人生の分岐点に立つ年代だ。

 世代評論家の牛窪恵さんは83年組について、「人より若い時期にピークを迎えた分、今後の人生について色々と悩むただ中にいるのでは」と分析する。

「恋愛にも現実的で、自己肯定の手段と考える傾向が強い。芸能界では、周りに悩みを打ち明けられる人も多くないはず。悩み多き時期だからこそ、“はけ口”としての恋愛に走ってしまうのかもしれません」

 強いスポットライトを浴びた主役から退き、何かに自己肯定を求めたい。そんな思いもあって、道ならぬ恋につき進むのだろうか。“かまって恋愛”を繰り広げる83年組。自らの疑惑に白黒をつけ、かつての輝きを取り戻してほしいと思うファンも多いはずだが。

週刊朝日 2017年9月8日号


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