春風亭一之輔 パチンコで大当たりしたのに気持ちが覚めた理由 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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春風亭一之輔 パチンコで大当たりしたのに気持ちが覚めた理由

連載「ああ、それ私よく知ってます。」

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根本的にギャンブルに向いていない?(※イメージ)

根本的にギャンブルに向いていない?(※イメージ)

 落語家・春風亭一之輔氏が週刊朝日で連載中のコラム「ああ、それ私よく知ってます。」。今週のお題は、「ギャンブル」。

*  *  *
 ギャンブルのどこが面白いのかわからない。

 競馬・パチンコ・パチスロとそれぞれ誘われてやったことはあるのだが……馬券を買う、玉を買う、メダルを買う……その時点で、

「あー、もったいない。この金で何か買えるのに……」

 と思ってしまう。

 私は根本的にギャンブルに向いていないのだな。

 初めてパチンコやったとき、台の前に座って、ハンドルをひねったら、玉が穴に入った。ジャラジャラと箱が埋まっていく。なんだこりゃ、だ。これがビギナーズラックというヤツか。

 気分が高揚すると思いきや、まるでテンションが上がらず、急にシューンと冷めていった。

「簡単に当たりがくるなんて、世の中そんなにうまいコトばかりなはずがない。なんかしっぺ返しがあるに違いない。こわー」

 と身構えてしまった。

 決して「ラクして儲けるのがうしろめたい」なんて真面目ぶってるわけじゃないのですよ。ただ機械に左右されて当たったり、外れたりというギャンブルにあまり魅力を感じないのだ。

 だから、買って当たるのをボンヤリ待つだけの宝くじなんてまるで興味がない。

 よく「当店にて1億円の当選くじ出ました!」なんて宝くじ売り場に貼ってあるが、アレ自体が嘘なんじゃないかと疑っている。証拠を見せてほしい。当人を店先に立たせて、豪遊生活を語らせるとか。


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