寺脇康文「僕の好きな言葉は、“人間いつか死ぬ”」 (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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寺脇康文「僕の好きな言葉は、“人間いつか死ぬ”」

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「俺の役割はここにある」と思った(※イメージ)

「俺の役割はここにある」と思った(※イメージ)

 子供の頃から、目立つことや、人を楽しませることが大好きだった。

「舞台に出演してすぐの頃、ステージ上でギャグをやったら、お客さんの笑いの波を身体で浴びることができた。そのとき『あ、俺はこういうことをするために生まれてきたんだ。俺の役割はここにある』と思った。それは、今も思っています」

 年齢を重ねて、体力的にはできなくなることもたくさんある。「でも、若い頃にない力も生まれる。そのときどきの全力を出すだけです」と、寺脇さんはあくまで前向きだ。

「悩んだり、悔やんだりすることがあったら、とことんその夜に悔やみ尽くして、酒飲んで寝ます。そしたら忘れますね(笑)。僕の好きな言葉は、“人間いつか死ぬ”。どうせ死ぬんだから、悔やんでいる時間がもったいない。僕、飛行機が怖いので、乗るときにいつも自分に問いかけるんです。『この飛行機が落ちても、自分の人生に満足できるか?』って。それで、『うんうん、できる』と思ってガーって寝る(笑)。映画の『タイタニック』でいうなら、船が沈む直前まで演奏を続けたオーケストラの人たちに共感します。ああやって、自分の役割を全うしながら死ねたら本望。楽器は弾けないから、一人芝居を見せながら、とかね(笑)」

週刊朝日 2015年12月18日号


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