「フレンズ」はカン頼みだった!? 再結成レベッカ“秘話” (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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「フレンズ」はカン頼みだった!? 再結成レベッカ“秘話”

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土:解散して4年だったから、中途半端なブランクで、振り返るには恥ずかしい時期だったのかもね。

N:80年代は周りからうわーっと持ち上げてもらっただけの、確固たるバックグラウンドもない子供だったな、と思いますね。J‐POPっていうカテゴリーも言葉もまだなくて、自分たちが何をしているんだか、常に不安でした。西洋の音楽をやりながら、でも歌詞は日本語で。それでいて今までのポップスじゃないもの……っていうのを必死で探してた。それに女性ボーカル=アイドルって仕分けされがちだったのも、「アイドルじゃありません!」って主張したり。とにかくカン頼みで偶然生み出したものが、うまく当たった、っていう感じでした。

土:心身ともに、常に切羽詰まった状態だったもんね。

N:そんな中で書いた、「Maybe Tomorrow」っていう曲があって、「一人ぼっちで、つらいこともいっぱいあるけど、それを乗り越えて、明日も生きていこう」っていう内容なんです。追い詰められていた、私の気持ちそのものだったんだけど、東日本大震災を境に、また違った解釈が生まれたんですよ。昔の歌なのに、どうしても今の歌だとしか思えないぐらいフィットしたんです。私たちも、聞いてくださる方も、被災した方も、一人ひとりが前を向こうって、もう一度メッセージを発信したほうがいいんじゃないかと。昔の曲が今の出来事にリンクして、別な意味を持ち始めた。そんな経験も、今回の再結成を後押ししてくれた要因のひとつです。

週刊朝日 2015年7月10日号より抜粋


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