結婚のせい? 出だしつまずいた西島秀俊主演ドラマ 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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結婚のせい? 出だしつまずいた西島秀俊主演ドラマ

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週刊朝日#ドラマ

 1月スタートのドラマに新しい風が吹いている。シリーズもの、リバイバルに医療&警察もの……同じような作品続出で不作とされた昨年のドラマから一転、今期は注目の脚本家作品から豪華キャストの作品まで豊作ぞろい。

 かたや、出演者の豪華さで話題を集めた作品も多い。

 重松清氏のベストセラーが原作の「流星ワゴン」(TBS系・日曜)では、「ダブルフェイス」「MOZU」でも共演した西島秀俊と香川照之がタッグを組む。「半沢直樹」スタッフのもとで今度は親子を演じて話題性十分だったが、初回視聴率は11.1%と思いのほか伸びなかった。“おネエ”映画ライターのよしひろまさみち氏は、

「西島さんは、(結婚で)もう人のモノになっちゃったから全国の女性は落胆しているわけですよ」

 と言い放つ。

 そうはいっても、初回は“香川祭”状態で、ウエストの位置が高いパンツを着こなす昭和の破天荒な親父を演じ、見応え十分。息子(西島)からは嫌われていたはずだが、どこかいとおしくなってくる人物像に、お目当ての西島を差し置いてすっかり胸キュンした女子もいるとかいないとか。

 人気キャストを押し出した作品では、数字も稼げる役者に成長した生田斗真と小栗旬の「ウロボロス~この愛こそ、正義。」(TBS系・金曜)を、よしひろ氏は推す。私生活でも仲のいい2人の8年ぶりの共演で、ヒロインに上野樹里、脇を固めるのが滝藤賢一、吉田鋼太郎、吉田羊、光石研、ムロツヨシと達者な面々がそろった。

「ドラマの現場の人が使いたい役者が全員集合した感じ。イケメン枠だけどアラサーになってドラマや舞台で実績も演技力もつけた小栗と生田に、名脇役も立つ脚本。今後、おもしろい展開になりそう」(よしひろ氏)

 物語は、刑事(生田)とヤクザ(小栗)になった2人が、小学生のときに育った施設の職員が殺された事件を隠蔽(いんぺい)した警察の闇に迫る。豹変した生田のアクション、頭脳明晰(めいせき)な「闇の住人」小栗の色気漂う雰囲気に、「誰にも知られてはいけない相棒(バディ)」として街中で壁を間に背中合わせで情報交換する2人……と、カッコよすぎるシーンが盛りだくさん。第2話では銭湯で2人の鍛えられた肉体美のサービスシーンもばっちり。役者の魅力で今後どこまで視聴者を引っ張るかがカギか。

 同じく復讐劇で韓国の漫画原作の「銭の戦争」(フジ系・火曜)は、父親の借金ですべてを失った元エリート証券マンを草彅剛が演じる。

「貧乏な役がハマった大島優子の演技も、なかなか好評です。今後、草彅と絡むシーンが増えるので視聴率も動くとみています」(テレビ誌ライター)

(成田璃子)

週刊朝日 2015年2月6日号より抜粋


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