(※イメージ)
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 かつて一世を風靡した男が、法廷で愛人に情事を赤裸々に暴露されるとは、思いもよらなかっただろう。

覚醒剤取締法違反などの罪で有罪判決(懲役3年・執行猶予4年)を受けた歌手のASKA(本名・宮崎重明)と共に逮捕、起訴された栩内(とちない)香澄美被告の第3回公判が10月2日、東京地裁で行われた。 

 栩内被告は、「真実を貫きたい」と一貫して無罪を主張し、なりふり構わぬ立証戦術に出ている。

 弁護側の被告人質問で、性交渉について問われた栩内被告は、ASKAが大量に汗をかき、いつも床にマットレスを2枚敷いて性交渉を行い、逮捕当日も午前4時ごろから行為にふけっていたと激白。経口避妊薬を常用していたため、ASKAは避妊せず膣内に射精していたと生々しい証言も飛び出した。さらに、

「盗聴や盗撮をすごく気にして、自宅に探知機を持ち込んできた。天井にある火災報知機にアルミホイルや鉛の板を被せていた」

 と異常な行動も明かし、「短時間で深く眠れ、寝る前の私の寝言がおもしろいから」と、睡眠薬を勧められて服用したことも明らかにした。

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