被災地で横行する“義援金ゴロ” 元大蔵官僚らのNPOでも (1/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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被災地で横行する“義援金ゴロ” 元大蔵官僚らのNPOでも

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ジャーナリスト・桐島瞬週刊朝日#原発#東日本大震災

 被災地の福島で1500万円を超える助成金が不透明に消えてしまう“騒動”があった。ジャーナリストの桐島瞬氏がレポートする。

 まず、福島の復興支援を行っていたNPO「公共政策支援団」が今年5月に突如、解散した。元大蔵官僚で接待汚職に関わった杉井孝氏(67)と、その東大時代の同期などが集まり、元日本政策投資銀行理事の一色浩三氏(68)を理事長にした組織だった。

 南相馬市に「ひまわり農園」と呼ばれる農耕地をつくり、周囲の仮設住宅に住む被災者に自由に野菜を作る機会を提供する取り組みを行っていた。

 解散の表向きの理由は「初期の成果を挙げて、目途がついた」。だが、NPOの運営を任されていた和知一好氏(74)が内部告発をし、ずさんな補助金管理が表ざたになった。

「私の知らない間に事務局員のA氏がNPOの銀行通帳を別に作って管理していたのです。国からの補助金480万円のうち75万円と、100万円を超える複数企業からの義援金はその口座に振り込まれていました」(和知氏)

 和知氏はこのままではまずいと考え、一色理事長に説明に行く。だが、突き放された。

「逆に杉井氏らが私の経理方法に問題があったと責任を押し付け、早々にNPOを解散してしまったのです」(同)


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