空き家のはしごは猫のため? 雪深い夕張の猫たち 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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空き家のはしごは猫のため? 雪深い夕張の猫たち

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(c)撮影/岩合光昭

(c)撮影/岩合光昭

 動物写真家の岩合光昭さんの、日本全国47都道府県の猫たちを訪ねる旅。今回は、「夕張猫」。

*  *  *
 炭鉱住宅前の小さな庭の中で、猫が気持ちよさそうにまどろんでいる。

 かつて、石炭の町として栄えた夕張。最盛期、12万人いた人口も、炭鉱の閉鎖や財政破綻などで今では1万人を切った。それにつれ、猫も減ったという。町中にポツポツ見られる空き家の窓には、ハシゴが立てかけられている。雪深い冬でも猫が自由に家に出入りできるようにするためだ。今でもこの町では、石炭を使い暖をとる。背中にすすを付けた猫の歩く姿が、繁栄した過去を思い起こさせる。


岩合光昭(いわごう・みつあき)
1950年生まれ。動物写真家。NHK BSプレミアムにて「岩合光昭の世界ネコ歩き」放送中。

【関連リンク】
デジタル岩合 http://www.digitaliwago.com/

週刊朝日  2014年6月13日号


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